令和5年度 石巻市協働推進人材育成事業
「NPO留学」始まっています。
「協働」に対する意識の向上を目的とした上で、NPO等の市民公益活動団体に市職員を派遣し、実体験を通じて理解を深め協働を推進する人材を育成していく事業。
今年度の受け入れ団体は、
・特定非営利活動法人やっぺす
・特定非営利活動法人放課後こどもクラブBremen
・特定非営利活動法人一歩を楽しむ石巻
・特定非営利活動法人ぱんぷきんふれあい会
・特定非営利活動法人にじいろクレヨン
・特定非営利活動法人移動支援Rera
・一般社団法人サステナブルデザイン工房
・一般社団法人石巻震災伝承の会
です。
本日は一般社団法人石巻震災伝承の会さんへ。
こちらには医事課の齋藤さんが留学中です。
留学初日の今日午前中は、涌谷中学校から120名の生徒さんが見学に来たので、見学プログラムの補助と館内ガイド及び震災疑似体験学習プログラム「ツナミリアル」を体験します。
そして、午後は企画展示の撤収作業をお手伝い。
齋藤さんは震災当時、石巻市立病院(当時南浜町)勤務中に被災しました。
そこから津波火災により燃える門脇小学校が見えていたそうです。
震災後、ニュースなどで震災遺構の存在は知っていましたが、門小を訪れるのは今回が初めてとのこと。
「今日午前中に館内を回った時に、“心をほどく”場所を知りました。被災した人間としてそういう場所は大事だなと思いました」と話します。
留学はあと2回。
団体の日々の活動内容をもっと知り、学び、今後どう自分の業務に活かしていくのか、考えながら体験したい…そんな意気込みを話してくださいました。
現場に足を向けてもらう、現場の声を聞いてもらう、現場の楽しさを感じてもらう、そこから「協働」へ繋がる〇〇が見つかるような気がします。
その〇〇を探すために、私も常時潜入させていただいてます!!(‘◇’)ゞ
受入れ団体のみなさま、留学生のみなさま引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。